sitemap

サステナビリティ推進担当役員メッセージ

サステナビリティへの取り組みを経営上の重要戦略ととらえ、
他の経営施策とも連動しながら活動を進めていきます。

JSRグループは、「Materials Innovation ― マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会に貢献する」という企業理念のもと、サステナビリティへの取り組みを経営の重要戦略の一つとして位置づけています。 

なかでも気候変動への対応は、原材料の調達から製造プロセス、製品のライフサイクルに至るまで、当社の事業基盤に直接影響を及ぼす重要課題です。気候変動の進行は、原料調達の安定性や工場におけるエネルギーの確保・効率的な活用にリスクをもたらし、安定供給と高効率な製造に影響を与えます。こうしたリスクは、当社が製品と技術を安定的にお届けし続けるうえで看過できません。だからこそ、化学製品を製造する企業として、社会が直面する気候変動課題に真摯に向き合い、イノベーションと材料技術を通じて実効性ある解決策を生み出すことが、私たちの責務と考えています。

また、グローバルに活躍する当社の重要な顧客の多くから、私たちのサステナビリティへの取り組み姿勢を具体的に問われています。

これらを受け、取り組みの第一歩として、当社は2024年度に温室効果ガス(GHG)削減目標をパリ協定の目標に整合する形で見直し、具体的には次の目標を掲げています。これらの目標は、科学的根拠に基づく目標(Science Based Target:SBT)として、SBTi(Science Based Targets initiative)より認定を取得しました。
・自社(Scope1およびScope2)の排出量を2030年度までに2023年度比で42%削減
・自社以外(Scope3)については、購入した製品・サービス、資本財、上流の輸送・配送を対象とし、2029年度までに排出量ベースでサプライヤーの85%が科学的根拠に基づく目標を設定

今後も、サステナビリティを経営の重要戦略として捉え、技術と人の力を結集し、他の経営施策とも連動させながら、社会・環境・経済の持続的な発展に貢献し、未来をともに築いていきます。

社長室、事業創出、次世代研究(LS)、サステナビリティ推進担当
社長室長
兼 事業創出企画部長
兼 サステナビリティ推進部長
兼 JSR Active Innovation Fund合同会社職務執行者

𠮷本 豊