研究開発体制

ディスプレイソリューション開発センター

4K/8K、モバイル、AR/VR向け等、各種ディスプレイ性能に必要な広視野角、高色再現性、高速応答そして、超高精細化を実現する先端材料を開発・提供しています。液晶パネルの高性能化に貢献する配向膜や絶縁膜、有機ELディスプレイ用材料など、他をリードする材料を幅広く研究開発を行っています。

[対象製品]液晶配向膜、低温ベーク配向膜、高透過感光性絶縁膜、カラーフィルター用オーバーコート、顔料分散レジスト、有機EL用材料など

精密電子開発センター

ITC時代を支える半導体技術の発展に貢献するために、常に革新的なマテリアルを開発、提供しています。微細化をけん引するフォトレジストなどのリソグラフィ材料や高密度パッケージングに対応する厚膜のめっき用フォトレジストなどの先端実装材料をはじめ、CMPスラリー、機能性洗浄剤、塗布型無機材料などの研究開発を行っています。

[対象製品]フォトレジスト、液浸露光用トップコート、多層ハードマスク、CMPスラリー、CMP後洗浄剤、めっき用フォトレジスト、感光性絶縁膜など

エッジデバイス材料開発室

IoTの進展、5Gの拡大に伴い高性能化が求められている端末デバイス・エッジコンピューティング関連市場に向け、必要となる新規材料・技術を開発・提供しています。 高性能スマートフォンなどに適用されるカメラやセンサーに必要なNIRカットフィルターなど、高機能関連材料、フィルム等を包括的に研究しています。

*2023年4月よりエッジコンピューティング研究所からエッジデバイス材料開発室に名称および組織体制を変更しました。

[対象製品]成形用・フィルム用耐熱透明ARTON®樹脂、NIRカットフィルター、等。

RDテクノロジー・デジタル変革センター

次世代コンピュータ技術、データサイエンスの応用による研究開発業務全般の加速、新規事業創出に向けた高度な機能・特性を有する革新的材料の開発研究、JSR・東京大学協創拠点CURIEにおけるJSR製品開発の理論理解の探索を進めています。

[対象分野]研究開発全般

筑波研究所

ライフサイエンス事業の中核R&D拠点として新規材料や事業の立ち上げに取り組んでいます。
ポリマー・粒子素材+バイオ材料・技術を組み合わせ、社内外とのコラボレーションを通じて、診断・研究試薬分野製品の材料・技術開発、Protein A担体等のバイオプロセス分野での材料・技術開発を行っています。JSR Life Sciences、MBL等のグループ企業、国内外の研究所との交流・協業を行い、JSRグループのライフサイエンス事業に貢献しています。

[対象製品]磁性粒子、免疫診断薬用ラテックス粒子、ブロッキング試薬、プロテインAアフィニティ担体、等。

JSR・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンター(JKiC)

慶應義塾大学の研究者および医師と協力して、基礎研究から臨床まで一体型の最先端医学と医療を目指し、新たな診断及び治療技術の研究と産業化に向けた応用開発を行っています。医学的見地と素材開発の知見を融合させて、様々な研究領域に取り組んでいます。

[対象分野]①精密医療、②幹細胞生物学と細胞医療、③微生物叢、④先端医療機器、等。

JSR Bioscience and informatics R&D center(JSR BiRD)

JSRグループのライフサイエンス研究の深掘りと社会実装、インフォマティクスの強化、オープンイノベーション促進を3本の柱として、安全安心で豊かなデジタル社会、低環境負荷で持続可能な社会に貢献していくことを目指し、未来に向けた価値の創出に取り組んでいます。

[対象分野]細菌叢を核にしたライフサイエンス分野の研究と社会実装、バイオインフォマティクス、オープンイノベーション、等。