沿革・歴史

1957年
日本合成ゴム株式会社設立

1957

「合成ゴム製造事業特別措置法」により日本合成ゴム株式会社設立。本社東京都港区麻布飯倉片町25番地。

1958

本社を東京都中央区京橋1丁目1番地に移転。

1960年代
合成ゴムの国産化に成功

1960

四日市工場稼働。ブタジエン、SBR、SBラテックス生産販売開始 大阪支店開設

四日市工場の竣工式で挨拶する石橋社長

1961

合成ゴムラテックス生産開始。

日合商事株式会社(現・JSRトレーディング株式会社・連結子会社)設立。

1963

日本ラテックス加工株式会社(現・株式会社イーテック・連結子会社)設立。

1964

日合ゴム加工株式会社(現・株式会社エラストミックス・連結子会社)設立。

合成樹脂生産開始。

1968

千葉工場完成。ブタジエン生産開始

千葉工場の起工式

1969

「日本合成ゴム株式会社に関する臨時措置に関する法律を廃止する法律」が第61国会で可決成立、即日公布施行、純民間会社となる。

1970年代
深刻な不況に対応し多角化戦略開始

1970

株式を東京、大阪両証券取引所市場第二部に上場。

1971

鹿島工場完成。ブタジエン、SBR生産開始

鹿島工場の竣工式で挨拶する川崎社長

株式を東京、大阪両証券取引所市場第一部に指定替上場。

1975

本社を東京都中央区築地2丁目11番24号に移転。

1979

フォトレジスト販売開始。

1980年代
新規事業を創出し多角化戦略を進める

1982

光ファイバーコーティング材の輸入販売開始

光ファイバーコーティング材

1988

液晶ディスプレイ材料販売開始。

1989

筑波研究所完成。

筑波研究所

1990年代
JSR株式会社に社名変更、グローバル生産体制の構築

1993

UCB-JSR ELECTRONICS S.A.(現・JSR Micro N.V.・連結子会社)の株式を追加取得し、同社及びUCB-JSR ELECTRONICS, INC.(現・JSR Micro, INC.・連結子会社)の2社を当社の子会社とした。

JSRエレクトロニクス九州株式会社
JSR Microelectronics,Inc.

1996

ジェイエスアールエレクトロニクス九州株式会社(現・JSRマイクロ九州株式会社・連結子会社)を設立。

テクノポリマー株式会社(現・テクノUMG株式会社・連結子会社)を設立し、ABS樹脂事業を営業譲渡。

1997

JSR Micro, Inc.社のフォトレジスト工場竣工

日本合成ゴム株式会社より「JSR株式会社」に社名変更。

創立40周年を期に1997年、現在の社名である「JSR株式会社(英語社名:JSR Corporation)」に変更しました。

将来のさらなる事業領域の拡大を目指し、JSRの創造と革命、新しい時代に積極的に立ち向かう企業姿勢をシンボルマークに象徴しました。

全体を構成するブルーの正四角形は創造の根源である宇宙、上に膨らむイエローの弧は日の出前に差し込む朝一番の光。
JSRにとっては、ブルーの正四角形は技術の優秀性と企業の安定感、イエローの弧は先端性とアクティビティを意味します。
化学技術をベースにしたエクセレントカンパニーでありたいという意志が表現されています。
時代時代の産業の最先端に常に新しい光を放ち続け、技術と実績で世界の進歩に貢献する、シンボルマークにはそんな願いが込められています。

1998

ABS樹脂製造設備等をテクノポリマー株式会社(現・テクノUMG株式会社・連結子会社)へ譲渡。

2000年代
ファイン事業の拡大

2002

子会社の商号、「ジェイエスアールエレクトロニクス九州株式会社」が「ジェイエスアールマイクロ九州株式会社」に、「JSR Microelectronics,Inc.」が「JSR Micro,Inc.」に、「JSR ELECTRONICS N.V.」が「JSR Micro N.V.」に社名を変更

JSR Micro NV (ベルギー)

JSR Micro N.V.の新工場竣工。

2003

本社を東京都中央区築地5丁目6番10号に移転。

2004

JSR Micro Korea Co., Ltd.(現・連結子会社)のフラットパネル・ディスプレイ用材料工場竣工。

JSR Micro Korea Co., Ltd.

2006

四日市地区研究所の新クリーンルーム棟竣工

四日市新クリーンルーム棟

四日市工場で精密加工パイロット設備棟が竣工

精密加工パイロット設備

JSR Micro Taiwan Co., Ltd.(現・連結子会社)のフラットパネル・ディスプレイ用材料工場竣工。

2007

四日市地区に研修センターを建設

四日市研修センター

2008

リチウムイオンキャパシタの事業会社JMエナジー株式会社の本社山梨工場竣工

JMエナジー(株)本社山梨工場

2009

テクノポリマー株式会社(現・テクノUMG株式会社・連結子会社)を完全子会社化。

本社を東京都港区東新橋1丁目9番2号に移転。

JSR、ArFフォトレジスト需要増加に対応する先端リソグラフィー材料新工場稼働

先端リソグラフィー材料新工場

2010年代
持続的成長を目指してライフサイエンス事業を拡大

2011

Bangkok Synthetics Co., Ltd.と共同でJSR BST Elastomer Co., Ltd.(現・連結子会社)設立。

四日市工場での溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)の生産能力増強を完了
JMエナジー、扁平角缶型リチウムイオンキャパシタ製造プラント及び評価棟・安全試験棟の完成

四日市工場で新設したSSBRプラント
扁平角缶型リチウムイオンキャパシタ

2012

中国での診断薬事業の合弁会社捷和泰(北京)生物科技有限公司本社工場が竣工

捷和泰(北京)生物科技有限公司の竣工式

2014

MOL Hungarian Oil and Gas Public Limited Companyと共同でJSR MOL Synthetic Rubber Ltd.(現・連結子会社)設立。

2015

株式会社産業革新機構、シミックホールディングス株式会社と共同で、KBI Biopharma, Inc.の株式を取得、連結子会社化。

2018

テクノポリマー株式会社とユーエムジー・エービーエス株式会社の統合によりテクノUMG株式会社設立。

Crown Bioscience Internationalの株式を取得、連結子会社化。

2019

JSR North America Holdings, Inc., 、JSR Life Sciences, LLC設立。

2020年代
変化に適応する強靭な組織を構築

2021

株式会社医学生物学研究所を完全子会社化

新規事業創出にむけた研究所 「JSR Bioscience and informatics R&D center (JSR BiRD)」を開所

EUVメタルレジストのパイオニア、Inpria Corporationを完全子会社化

2022

エラストマー事業をENEOS株式会社に譲渡

2024

JICC-02 株式会社による当社普通株式等に対する公開買付けに対する公開買付が成立。JICC-02株式会社は当社の親会社及び主要株主となる。

東京証券取引所プライム市場において上場廃止。

2024

JICC-02 株式会社と合併。合併後はJICC-02がJSR株式会社に商号変更し、JSRの事業を承継。