1．事業活動による環境への影響

JSRグループでは、事業活動に伴うエネルギー・資源などの使用量（インプット）と製品生産量・環境への排出量、廃棄物量等（アウトプット）を定量的に把握し、精査することにより、総合的・効率的に環境負荷の削減に努めています。
図は、JSRグループの2017年度の環境負荷のうち、特に重要な項目をピックアップし、まとめたものです。インプットとしてエネルギー使用量と水資源使用量を、アウトプットとして製品総生産量、温室効果ガス排出量、排水量、廃棄物発生量等をそれぞれ総量で表示しています。
尚、その他の項目を含め、インプットデータ、アウトプットデータの詳細はESGデータに開示しています。

「E2イニシアティブ^®」という考え方

「地球」という惑星で人間と多くの生き物が共存していくために、私たちは環境問題に真剣に取り組まなければなりません。JSRグループでは、環境への負荷低減と、製品における環境面での新たな事業機会創出を両立するという視点から、「E2イニシアティブ^®」という考え方を導入しています。
「E2イニシアティブ^®」とは環境を軸とした事業機会の創出を図る「Eco-innovation」と、CO2排出量削減を中心とした「Energy Management」、つまりは「攻め」と「守り」両面での価値創出を追求していこうとする考え方です。
環境負荷低減の取り組みは、守りのE2イニシアティブ^®です。

インプット・アウトプットデータ：