環境水資源
1.基本的な考え方
水資源は生物の生存に不可欠な資源であり、グローバルにみると、特に淡水は限りある貴重な資源となっています。気候変動の影響も受け、日本国内でも異常気象による自然災害により水資源が影響を受けており、水資源の適切な管理が必要とされています。
JSRグループは、この水資源を、飲料用以外に、製造工程における原料および冷却水などに使用しています。水資源のプロセス内における循環利用などに取り組むとともに、使用後は、適切な浄化処理をし、河川などに排出しています。
- 環境負荷量(COD排出量、全窒素排出量、全リン排出量)→JSRグループESGデータ
2.水資源使用量の内訳(取水源別)および循環利用率
JSRでは、水資源として工業用水、地下水※1、上水道を2020年度は13,620千m3使用しました。この内、26.6%を各工場のプロセス内で循環利用しています。
『現在の循環利用率の維持』を目標としてこの取り組みを継続することにより、水資源の管理に努めていきます。
※ 表は横にスライドします。
※1 地下水に関しては、四日市工場および千葉工場では使用していません。
3.JSRグループの水資源使用量および総排水量の推移
水資源使用量は、2020年度は18,734千m3(前年度比9%減)、総排水量は14,616千m3(前年度比9%減)でした。
水資源について注目が高まっていくことを受け、今後も、水資源の適切な管理に努めていきます。
水資源使用量

総排水量
