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社会貢献活動

四日市こども科学セミナー

JSR株式会社は、地域の次世代育成と科学教育の推進に向けた取り組みとして、2023年から継続的に、「四日市こども科学セミナー」へ出展しています。この取り組みでは、JSR株式会社 四日市工場(三重県四日市市)の従業員が先生役として赴き、主に小学校高学年を対象に、ただ“見せる・説明する”のではなく、子どもたちの発言を促し、実際に手を動かしながら学べる体験型プログラムを提供しています。科学の会社ならではの“わくわくする学び”を、地域の皆さまとともに育んでいます。
参加した従業員からは「子どもたちの笑顔に触れることで、日々の仕事のモチベーションが高まった」「普段の業務とは異なる視点で、小さくても新しい挑戦ができる貴重な機会になりました」「社外との接点から得られる学びを、職場にも還元していきます」との声があり、従業員自身にとっても有意義な活動となっています。

取り組み概要

  • 出展イベント:第13回 四日市こども科学セミナー
  • 対象:小学校高学年(4~6年生)
  • 開催日:2025年8月7日(木)
  • 会場:四日市市文化会館
  • 実施形式:少人数制セッションを複数回開催(全6回)
  • 参加者

    従業員ボランティア:15名(部門横断)
    子ども:合計90名

体験プログラム:「光と影でモノづくり!? 何が出来るか確かめてみよう!」

子どもたちからよく見えるように改善された小道具
(左:2025年版、右:2023年版)

2025年は以下のとおり「光の性質」をテーマとし、子どもたちが自分の手で試し、考え、発見できるようプログラムを設計しました。

  • 光を止める/捻じ曲げる

    偏光板を用いて、光の通り方が変わる“マジック”を体験。見た目の不思議から原理への関心を引き出します。

  • 光を足し合わせる/強さを変える/色ごとに分ける

    縁日形式のワークで、光の性質を遊び感覚で試行。自ら操作して変化を確かめることで理解を深めます。

  • 仕上げの工作

    学んだ性質を生かし、偏光板を使った「オリジナル万華鏡」工作に挑戦。作成したものはお土産として、体験の記憶が“かたち”として残るようにしています。

また、当該取り組みにおいては、毎年ブラッシュアップした教材や安全面等にも配慮した小道具を活用し、従業員ボランティアが説明・見守りを行いながら進行しました。

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