1.編集方針
JSRグループは企業理念「Materials Innovation マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)に貢献します。」に立脚して様々なステークホルダーとの良好な関係を築き、信頼され、必要とされる企業市民になることを目指しています。そのために企業理念を実践する経営とCSRを一体のものと捉え、社会的課題の解決に取り組んでいます。
今般、2019年6月に開催した定期株主総会を区切りに、新経営体制(エリック ジョンソン CEOと川橋 信夫 社長兼COO)体制を発足させました。本レポートでは、新たに就任する川橋 新社長兼COOのメッセージを掲載しています。また、ステークホルダーとの対話では、エリックジョンソン氏、川橋 信夫氏が参加しますが、それぞれ新体制発足前のライフサイエンス事業/北米事業統括担当役員、研究開発/人材開発/ダイバーシティ推進担当役員としての立場で発言しております。
当社はCSRの重要課題を社会的視点で考察した、「事業活動の基盤となる課題」「事業活動によって生じる社会的課題」「事業活動で貢献する社会的課題」の3つの切り口で整理し、取り組みを進めてまいりました。本レポートは、2018年度の当社のCSRの取り組みをわかりやすくステークホルダーの皆様にお伝えすることを目的にしています。
Web版では、JSRのCSR全体像をご理解いただけるように3つの切り口で整理した重要課題を中心に詳しく報告するとともに、関連する詳細データを見やすくデータ集に取りまとめています。また、2018年度の取り組みのエッセンスをご覧いただけるようハイライト版のPDFをWebに掲載しています。
2.本レポートの構成
「JSRグループ CSRレポート2019」は、詳細版とハイライト版を発行しています。
製品、サービス、財務情報などはJSRホームページをご覧ください。
3.参考にしたガイドライン
- 国連「ビジネスと人権に関する指導原則」
- 環境省「環境会計ガイドライン(2005年版)」、「環境報告ガイドライン(2012年版)」
- 一般社団法人 日本化学工業協会「化学企業のための環境会計ガイドライン」
- GRI(Global Reporting Initiative)Standard
4.対象期間
- 2018年4月1日~2019年3月31日
ただし、一部については上記以外の期間の活動も含んでいます。
5.対象範囲
レポート全体
JSRグループ 合計61社- JSR:
- 本社、四日市工場、千葉工場、鹿島工場、四日市研究センター、筑波研究所、JSR・慶應大学医学化学イノベーションセンター、名古屋ブランチ、台湾支店
- グループ企業:
- 国内グループ企業20社、および海外グループ企業40社
(2019年3月31日現在)
RCデータ(環境・安全・健康)
JSRグループ 合計19社- JSR:
- 本社、四日市工場、千葉工場、鹿島工場、四日市研究センター、筑波研究所、名古屋ブランチ
- グループ企業:
- 国内グループ企業9社、および海外グループ企業9社※
(2019年3月31日現在)
※ RCデータを収集したグループ企業については「ESGデータ JSRグループ一覧」の※印を参照ください。
本文中の記述では「JSR」と「JSRグループ」を以下の基準でかき分けています。
JSRグループ:JSRおよびグループ企業
JSR:JSR株式会社
6.数値表記に関する注釈
数値は絶対値と%とも、表示されている桁数未満の値を四捨五入しています。
そのため、個々の数値を合計したものと合計値とが異なる場合があります。
7.第三者検証
第三者検証:一般社団法人 日本化学工業協会 レスポンシブル・ケア検証センター
本レポート詳細版は第三者の検証を受審し、CSR会議での承認を受けて発行しています。
8.発行情報
- 発行日
- 2019年7月
- 次回発行予定
- 2020年7月
- (前回発行
- 2018年7月)