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CSRレポート2013

企業理念体系

人や組織形態が変わっても「持続的な成長」を成し遂げる企業風土をJSRグループ内に醸成していくことを目的に、当社グループの社員全員が、責任と自信を持って行動するために共有すべき「価値観」として、企業理念体系を制定し、浸透活動に注力しています。企業理念体系は「企業理念」「経営方針」「行動指針」から成っています。

企業理念

Materials Innovationマテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)に貢献します。

JSRは、マテリアルを通じて新しい価値を創造、すなわちイノベーションを実践します。
マテリアルは素材のみにとどまらず、素材の強みを活かした部材をも含みます。
価値の創造は、研究開発活動にとどまらず、製造・販売・購買・物流・企画管理など、JSRグループ全体のすべての企業活動を通じて実現されます。
人間社会への貢献は、人・社会・環境にとってかけがえのないマテリアルを通じた価値創造の結果もたらされます。
"Materials Innovation"はこの内容が込められたJSRの存在意義を示すものです。

経営方針 —変わらぬ経営の軸

絶え間ない事業創造

絶え間ない大きな社会ニーズの変化に対し、必要なマテリアルも変わり続けます。JSRは今ある事業に留まることはなく、常に新たな事業を創造することで、社会ニーズの実現に貢献し、持続的な成長を達成します。

企業風土の進化

変わり続ける社会ニーズへマテリアルを通じて応え続けるために、人材・組織は常に進化し続けます。自身の良き風土は維持しながらも新しいものを取り入れ、進化するエネルギーに富んだ経営と組織を築き続けます。

企業価値の増大

マテリアルを通じて事業機会を創出し、企業価値の増大を目指します。そのためには、顧客満足度の向上と社員の豊かさの向上を重視し続けます。

経営方針 —ステークホルダーへの責任

顧客と取引先への責任

JSRグループの全顧客・取引先に対する
責任です。

  • 移り変わる時代の多様な材料ニーズに応えるため、変化への挑戦と進化を絶やしません。
  • 顧客満足の持続的な向上を目指します。
  • 全ての取引先に誠意をもって接し、常に公正・公平な取引関係を維持し続けます。
  • サプライチェーンにおける環境・社会に配慮し続けます。
絶従業員への責任

JSRグループ全社員に対する
責任です。

  • 社員一人ひとりは公平な基準に基づき評価されます。
  • 社員には常に挑戦する場を提供し続けます。
  • 社員にはお互いの人格と多様性を認めあい、共に活躍する場を提供し続けます。
社会への責任

我々が生活し、働いている地域社会、
更には全世界の人間社会に対する責任です。

  • 地域社会の責任ある一員として環境・安全に配慮した事業活動(レスポンシブル・ケア)を行い続けます。
  • 地球環境負荷低減を含めた地球環境保全のニーズに対し、環境配慮型製品を提供し続けます。
  • 製品ライフサイクル全体から発生する環境負荷の削減に努めるとともに、環境安全配慮を行い続けます。
  • 事業活動を通して、生物多様性の保全に積極的に貢献し続けます。
株主への責任

株主全体に対する
責任です。

  • マテリアルを通じて事業機会を創出し、企業価値の増大を目指します。
  • 経営効率の向上を常に行います。
  • 透明性が高く健全な企業経営を行うことにより、株主に信頼される企業となります。

行動指針 4つの“C”

CHALLENGE(挑戦)

JSRグループ社員一人ひとりはグローバルな視点で、常に挑戦意欲を持ち続け自発的に新しいことに着手し、例え失敗してもその経験を活かして次の成果につなげます

COMMUNICATION(対話)

JSRグループ社員一人ひとりは共通の基本的価値観に基づき、グループ・会社の方針、部門の課題を透明性をもって共有し、同じ目標に向かって双方向の対話を重視しながら課題解決に取り組みます。

COLLABORATION(協働)

JSRグループ社員一人ひとりは、社内の組織の壁にとらわれない仕事の進め方を常に心がけ協力しあい、また、従来の発想にとらわれず積極的に社外との協働を取り入れて業務を進めます。

CULTIVATION(共育)

JSRグループ社員は、上下双方向の対話を重視した人材育成を通じ、上司と部下が共に成長していきます

企業理念浸透活動

  • 社長を含めた役員対話会(29回で422名が参加)
  • 浸透度調査(前年度の活動結果を定量的に把握)
  • 各職場にて前年度の浸透度調査結果を共有し、課題をフィードバック
  • リクルーター・面接担当者教育(141名受講)
  • 階層別研修での理念教育(168名受講)
  • 浸透プロジェクトメンバーが各職場で説明とディスカッションを実施
  • 目標管理カード運用方法の改善(業務目標に加え4C目標を新設)
  • グループ各社での浸透活動担当者の任命
  • グループ各社の活動担当者を中心としたディスカッション(集合型ワークショップと社長対話会)
社長との対話会社長との対話会
■ 役員対話会に参加した社員の感想
  • 噛み砕いた内容説明で、堅苦しいイメージが払拭された。なぜ必要か、なぜ重要か、込められた想いが伝わった。
  • 自分の仕事と理念とのつながりに気づき、改めて誇りと責任を持つようになった。

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