
佐野の10 Years Project
電子材料事業企画部 企画チーム
2014年入社
経理で培った広い視野を、
次は、ビジネスの最前線で活かしたい。
2014年に入社後、経理部へ配属。子会社の経理受託業務を経て、2年目からJSR単体の予算作成を担当。JSRの未来の指針となる重要な数字を扱う責任の重さを感じる一方、醍醐味も実感したという。2020年にテクノUMGに出向し、経営企画部で予算や中期経営計画の策定を経験。2022年に電子材料事業企画部へ異動。投資案件の企画推進、海外現地法人の立ち上げ、新規ビジネススキームの立案などに携わっている。
My 10 Years
“日本のものづくり”を、
誇らしく思った。
学生時代、海外に住んでいた経験があり、日々の生活の至るところで、日本のものづくりの品質の高さを実感することができました。日本で暮らしていれば、当たり前のことで、気づけなかったかもしれません。そんな“日本のものづくり”を誇りに思った経験から、就職活動ではものづくりのメーカーを中心に企業選びを開始、特に化学メーカーは幅広く社会に貢献できるところが魅力に感じていました。そんな中、出会ったのがJSRです。技術力の高さはもちろんですが、少数精鋭という企業体に惹かれました。一人ひとりの裁量権の大きさ、そして何より少数精鋭であれば、海外赴任のチャンスも巡ってきやすいんじゃないか。そんな欲張りな就活生だった私にとって、JSRはピッタリの会社でした。

JSRの未来を司る、
経理の醍醐味。
入社後、配属されたのは経理部。希望通りでした。特に、会計や簿記を大学で学んできたわけではないですが、働く上で自分の強みをもちたいと思ったからです。損益管理などの数字の知識は、事務系社員にとって、どこの部署でも必要不可欠。だったら、それを強みにしてしまえ、ということです(笑)。そして、仕事にも慣れ始めた2年目、JSR単体の予算作成を任されました。若手にも大きな裁量が与えられるJSRですが、想像を超えていました。予算はJSRの未来の指針となる、重要な数字です。責任の重さを感じる一方で、「これぞ経理の醍醐味!」と感じました。予算の作成は、原料、製造、物流、販売など多くの部署が関わるため、調整力が求められます。率先して関係者を集めてミーティングを行い、先輩たちの協力も得ながら、最終的な単体予算を固め、役員会議で承認もらえた時は、大きな達成感を感じましたね。

得られる機会が触媒となり、
成長の化学反応が起こる。
入社1年目、7週間の中国研修に参加しました。語学学習はもちろんのこと、ビジネスでいかに活躍できるかを見据え、海外での市場開拓をテーマにしたプロジェクトを行いました。中国の市場をマクロ環境分析したり、現地のニーズを調査したり、JSRの製品がどのように市場に進出できるかを考察したりと、実際の海外展開ビジネスに近い体験ができました。また、技術系の社員との合同プログラムもあったので、さまざまな意見や視点に触れることができ、多くの刺激を受けました。帰国してからは、以前よりも社内外にいる中国籍の方たちと活発にコミュニケーションを図れていると実感しています。JSRでは、こういったさまざまな機会が触媒となり、あちらこちらで成長の化学反応が起きているんです。

ビジネスの最前線での挑戦が
未来の可能性を広げてくれる。
興味を持てる分野や面白いと思えることが見つかった時、挑戦を後押ししてくれるのが、CDP制度です。私自身、関心がある部署へのアピールやマッチングを図りながら今の部署にたどりつきました。現在は事業企画部門で、最先端フォトレジストの韓国工場建設プロジェクト、M&Aや事業提携などの事業企画に携わり、構想・企画・実行の一連の流れを担っています。経理部で得た会計の知識、出向先の経営企画で従事した利益管理や中期経営計画策定の経験が、一つひとつの業務に大いに役立っていますね。難易度の高い事案に挑戦し、裁量を持って自分なりの工夫をしながら業務を進められることが、この仕事のやりがいです。将来の目標は海外子会社の現地運営をよりスムーズに進めること。そのためにも現地特有の商習慣に触れ、現地からの日本・諸外国の見え方を知り、広い視野を獲得したい。培った経験を活かし、グローバル展開が進むJSRのビジネスに新しい風を吹き込めたら嬉しいです。