ディスプレイ材料のトップメーカーとして、
端末(エッジ)も見据え、
常に最先端の高付加価値材料開発に取り組む。

JSRは1980年代にLCD(Liquid Crystal Display/液晶ディスプレイ)関連材料を上市して以来、この分野のトップメーカーとして、業界に関連材料を幅広く提供してきました。現在ではLCDのみならず、有機ELディスプレイや電子ペーパーなどの薄型ディスプレイ用材料、ならびにタッチパネルやイメージセンサー用材料の研究開発を行っています。薄型ディスプレイは、テレビ、パソコン、スマートフォン、デジタルサイネージなどさまざまな生活空間で応用範囲が広がっていますが、従来の「広視野角」「高色再現性」「高速応答」といった基本特性向上に加え、今日では「超高精細」や「3D表示」、タッチパネルやイメージセンサーに代表される「情報入力機能」などの付加価値も求められます。新たな視点での付加価値向上が求められるようになっており、これらを実現できる材料を開発することが、ディスプレイソリューション開発センターに課せられたミッションです。また近年ではディスプレイ材料と密接な関係を持つ入出力端末(エッジ)に関わる材料研究としてエッジデバイス材料開発室を置き、フレキシブルディスプレイや次世代デバイス関連材料、樹脂フィルム等を包括的に研究しています。

LCD基板の写真
LCD基板
カラーレジストの写真
カラーレジスト
液晶ディスプレイの写真
液晶ディスプレイ
耐熱透明樹脂ARTON®の写真
耐熱透明樹脂ARTON®

Strong Point

多くの材用を接点とする多面的な情報を活かし、
ユーザーにトータルソリューションを提供。

JSRはディスプレイ関連材料において数々のトップシェア製品を揃えています。その結果、業界のリーディングカンパニーと太いパイプが築かれ、常に最新の技術動向を把握できる環境にあります。単一材料ではなく、多くの材料を接点として得られる多面的な情報は、トータルソリューションを提供する上で非常に大きなアドバンテージとなっています。また日本のみならず、韓国、台湾、中国にも研究施設を保有しており、顧客と一緒に市場ニーズを満たすディスプレイ製品をいち早く実現することに役立っています。これは一朝一夕にできることではなく、長年にわたる研究開発によって磨かれた技術力と、顧客との信頼関係によって実現されたものです。