株主・投資家とのコミュニケーション
機関投資家・アナリスト向け説明会
JSRは、投資家の皆様に積極的なIR活動を行い、経営状況と会社の方針について迅速かつ正確にお伝えするよう努めています。四半期ごとに決算説明会を実施しているほか、機関投資家・アナリスト向けセミナーへの参加および技術セミナーの開催など、株主・投資家の皆様と幅広く双方向のコミュニケーションを図っています。
また、当社ホームページの「投資家情報(IR)」のコーナーにおいて、決算資料、アニュアルレポート、IRニュース、当社株式関連情報、株主総会関連資料、個人投資家向けの「JSR早わかり」などのIR資料を掲載し、わかりやすくタイムリーな情報の提供に努めています。
株主総会
JSRの定時株主総会では、早期開催、株主総会招集通知の早期発送、インターネットによる議決権行使の採用、機関投資家向け電子議決権行使プラットフォームへの参加、ホームページへの和文および英文招集通知の掲載などを実施し、株主の議決権行使を円滑にするための取り組みを推進しています。
また、株主総会の招集通知添付書類についても、法定記載事項以外に当社製品や中期経営計画の概要など参考情報の記載の充実や、グラフや写真の活用、カラー印刷などにより、わかりやすいものにするよう工夫しています。
さらに、株主総会の当日には会社紹介パネルの展示や画像と音声を用いた事業概況の説明を行うなど、親しみやすい株主総会となるよう工夫に努めています。
利益配分に関する基本方針
JSRは、長期的視点に立って研究開発の強化に努め、新たな事業展開などにより企業の競争力強化を図り、会社の業績を長期的に向上させることが最も重要な課題であると考えています。この考えをもとに、配当については継続的、安定的な配当を維持し、さらに連結業績の伸長に応じて実施することを基本方針としています。
配当の決定にあたっては、将来の事業展開に必要な内部留保金との整合性を総合的に勘案して決定します。内部留保金については、新たな成長につながる研究開発および戦略投資に充当し企業価値の増大に努め、中長期的には自己株式の取得にも活用することにより、株主の皆様への利益還元に努めていきます。
この方針に基づき、2010年度の1株当たりの年間配当金は32円としました。
株主の構成
JSRの株主数は、2011年3月末現在22,431名で、所有者別の株主構成はグラフの通りです。