GHIT Fundから投資を受け、医学生物学研究所は、トラコーマに対する迅速診断検査(RDT)キットの協同開発に参加

企業情報

公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(以下、GHIT Fund)は、顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases: NTDs)およびマラリアに対する診断薬および治療薬の製品開発プロジェクト4件に、合計約5.7億円の投資を決定したことを発表しました。

そのうちの1件において株式会社医学生物学研究所(MBL)Drugs & Diagnostics for Tropical Diseases (DDTD)が主導で進める、トラコーマに対する迅速診断検査(RDT)キットの開発プロジェクトに共同開発機関として参加します。トラコーマは、クラミジア・トラコマチスという細菌による結膜(上瞼)の感染が原因となり、主に衛生状態の悪い地域で流行する顧みなれない熱帯病の一つです。

WHO(世界保健機関)は、2030年までに公衆衛生問題としてトラコーマを撲滅することを目標としており、迅速かつ正確な診断が必要とされています。

本プロジェクトの詳細はこちら

https://www.ghitfund.org/newsroom/press/detail/462/jp

ご参照

MBLは既に、顧みられない熱帯病であるオンコセルカ症、住血吸血虫症に対する迅速キットの協同開発に対してDrugs & Diagnostics for Tropical Diseasesと共にGHIT Fundから資金を受けて進めております。加えてこの度、トラコーマのグラント採択となりました。

https://www.ghitfund.org/newsroom/press/detail/401/jp

20230927_投資採択プレスリリース_JP.pdf (ghitfund.org)

本件のお問い合わせ先

https://www.mbl.co.jp/contact/