ABS樹脂事業統合の交渉に関する基本合意のお知らせ
企業情報
宇部興産株式会社(以下、「UBE」)、 JSR株式会社(以下、「JSR」)及び三菱レイヨン株式会社(以下、「MRC」) の3社(以下、併せて「当事者」、それぞれ「各当事者」)は、JSRの完全子会社であるテクノポリマー株式会社(以下、「TPC」)とUBE、MRCがそれぞれ50%ずつ出資するUMG ABS株式会社(以下、「UMG」)との経営統合(以下、「本経営統合」)によるABS樹脂事業統合の交渉に関し、この度、基本合意(以下、「本基本合意」)に至りましたので、下記のとおりお知らせいたします。(なお、社名列挙においては五十音順としております。)
記
1. 本基本合意について
(1) UBE、JSR及びMRCは、今後もさらに厳しさを増す国内外のABS樹脂事業を取り巻く環境下において、国内への安定供給と海外での拡販のため、オペレーションを最適化し、製造効率とコスト競争力を確保することを主な目的として、UBE、JSR及びMRC間でTPCとUMGとの合併契約及び株主間契約(以下、合併契約及び株主間契約を併せて「最終契約」という。)を平成28年10月31日を目処として締結するため、誠実に交渉することに合意いたしました。
(2) 本基本合意は法的拘束力を有さない合意であります。本基本合意に基づき、合併比率、統合会社の商号等、本経営統合に関する具体的事項を今後当事者で協議したうえ、各当事者の取締役会決議その他必要な手続きを経て、法的拘束力のある最終契約を締結する予定です。
(3) 今後のスケジュール
①デューデリジェンスの実施及び統合効果の調査・検討: 平成28年5月~9月
②最終契約締結日: 平成28年10月31日(予定)
③合併期日(効力発生日): 平成29年10月1日(予定)
なお、本経営統合の実施に向けた手続は、公正取引委員会等の国内外の関係当局に必要な届出を行いながら進めてまいります。
(単位:百万円。特記しているものを除く。)
3. 今後の見通し
今後、本件に関して開示すべき事項が決定された場合には、速やかに開示してまいります。
1. 本基本合意について
(1) UBE、JSR及びMRCは、今後もさらに厳しさを増す国内外のABS樹脂事業を取り巻く環境下において、国内への安定供給と海外での拡販のため、オペレーションを最適化し、製造効率とコスト競争力を確保することを主な目的として、UBE、JSR及びMRC間でTPCとUMGとの合併契約及び株主間契約(以下、合併契約及び株主間契約を併せて「最終契約」という。)を平成28年10月31日を目処として締結するため、誠実に交渉することに合意いたしました。
(2) 本基本合意は法的拘束力を有さない合意であります。本基本合意に基づき、合併比率、統合会社の商号等、本経営統合に関する具体的事項を今後当事者で協議したうえ、各当事者の取締役会決議その他必要な手続きを経て、法的拘束力のある最終契約を締結する予定です。
(3) 今後のスケジュール
①デューデリジェンスの実施及び統合効果の調査・検討: 平成28年5月~9月
②最終契約締結日: 平成28年10月31日(予定)
③合併期日(効力発生日): 平成29年10月1日(予定)
なお、本経営統合の実施に向けた手続は、公正取引委員会等の国内外の関係当局に必要な届出を行いながら進めてまいります。
(1)名称 | テクノポリマー株式会社 | UMG ABS株式会社 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
(2)所在地 | 東京都港区 | 東京都中央区 | ||||
(3)代表者の役職・氏名 | 取締役社長 佐島 康貴 | 取締役社長 井伊 康明 | ||||
(4)事業内容 | スチレン系樹脂(ABS・AS・AES・ASA・その他ポリマーアロイ)の製造、加工、販売、研究開発 | ABS樹脂事業(ABS、ASA、SAN、AESの各ポリマーそれらを使用するコンパウンド品、並びに他の樹脂とのアロイ製品にかかる事業) | ||||
(5)資本金 | 3,000,000,000円 | 3,000,000,000円 | ||||
(6)設立年月日 | 平成8年7月1日 | 平成14年4月1日 | ||||
(7)発行済株式数 | 60,000株 | 2,000株 | ||||
(8)決算期 | 3月31日 | 3月31日 | ||||
(9)大株主及び持株比率 | JSR 100% | UBE 50% MRC 50% |
||||
(10)直近事業年度の売上高(単体) | ||||||
決算期 | 平成25年3月期 | 平成26年3月期 | 平成27年3月期 | 平成25年3月期 | 平成26年3月期 | 平成27年3月期 |
売上高 | 42,497 | 44,556 | 42,662 | 36,834 | 41,168 | 42,349 |
3. 今後の見通し
今後、本件に関して開示すべき事項が決定された場合には、速やかに開示してまいります。
以上