屋外で見ても画像がキレイなのはなぜか?答えは、JSRの「高性能配向膜」にある。

美しい表示に欠かせない「配向膜」の働き。

タブレットやスマートフォンの液晶パネルは、小さなパネルサイズの中で、細かい文字情報は明瞭に、写真は色鮮やかに、動画は滑らかに表示する必要があります。また、モバイル機器ならではの低消費電力やタッチ操作も要求されます。そんな高機能、高性能、薄型軽量の液晶パネルを製造するために、役割に応じた多数の素材が使われています。その中で「配向膜」は、液晶分子の動きを高度に制御して、画素ごとの光の透過・不透過をコントロールし、美しい表示を実現する重要な役割を持つ材料です。

「配向膜」による制御とは?

「配向膜」は、液晶層をはさむようにあって、細長い液晶分子を方向を揃えて並べるための材料です。非常に薄い膜ですが、液晶パネルの表示性能を左右する鍵となります。JSRでは従来の水平方向に並べるものに加えて、垂直方向に並べる高画質向けの製品も提供し、高い評価を受けています。液晶分子の並べ方は表示性能向上のために技術進化が著しい分野です。JSRは常に最新の技術に対応した製品を開発し続けています。

配向膜
カラー液晶パネルの基本構造

液晶パネルの画質を左右するJSRの製品は「配向膜」以外にも、いろいろあります

●「着色レジスト」は、光の三原色である赤・緑・青(RGB)の微小な画素で構成されているカラーフィルターの各画素を形成するための材料です。画素ひとつひとつの光の三原色を作り出し、また、バックライトからの光を最大限透過できるようにすることで低消費電力を実現します。

●「感光性スペーサー」は液晶パネルを構成する上下のガラス基板の間に液晶を入れる隙間を作るための材料です。微細な画素を通る光を遮らないようにしながら液晶を充填する隙間を作り出し、クリアな画像を作り出す高解像度を実現します。

● ほかにも「位相差フィルム」など様々な先進的JSR製品が、液晶パネルに採用されています。

感光性スペーサー、着色レジスト
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光の三原色

赤(Red)緑(Green)青(Blue)の3色は「光の三原色」と呼ばれ、この3色の組み合わせでほとんどすべての色を作り出せる基本の色です。カラーディスプレイはこの原理を応用し、光がRGBの3原色に着色されたカラーフィルターを通過することでフルカラー表示を作りだしています。