低燃費タイヤは、なぜ燃費が良くなるのか?答えはJSRのSSBRにある。

低燃費タイヤとは?

燃費を悪化させる原因となる、タイヤの転がり抵抗を低減したタイヤのことです。しかし、一般に転がり抵抗を小さくすると、
タイヤに重要な路面をグリップする性能が低下するという問題があるため、その両立が重要となります。
環境意識の高まりで、「低燃費タイヤ」の認定と性能のランク付けをするタイヤラベリング制度が各国で導入されるようになり、
転がり抵抗と濡れた路面でのウェットグリップ性能の両面をランク付けしています。

タイヤの燃費を良くするには?

●タイヤの転がり抵抗が燃費に影響する割合は約15%です。燃費の改善にはタイヤの転がり抵抗の低減が重要です。
●タイヤの転がり抵抗の最大の要因は、タイヤに使われるゴムの変形によるエネルギーロス(発熱)です。
●タイヤの中でも、路面と接するトレッド部分の影響は大きく、タイヤ全体の転がり抵抗に影響する割合は約50%です。
→そこで、トレッド部分のゴムの変形による転がり抵抗の抑制を、合成ゴムで工夫します。
 同時に、タイヤが路面をしっかりとらえるグリップ力が低下しないようにすることが、合成ゴムのチャレンジです。

タイヤのどの部分が転がり抵抗に影響するのか、調べると?
転がり抵抗とエネルギーロスの関係

JSRのSSBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)について

一般のSSBRでは転がり抵抗を低くすると、グリップ性能も落ちてしまいます、しかしタイヤのトレッド部分にJSRの低燃費タイヤ用SSBR を使用すると、高いグリップ性能を維持しながら、補強材がゴム分子と分散性良く結びつくことでエネルギーロスを抑えることができます。JSR では独自の技術でSSBRのゴム分子の末端を「変性」させ、一般のSSBR に比べて補強材の分散性を良くしてエネルギーロスを抑えることができるようにしました。だからこそ、JSRのSSBRは、低燃費タイヤの中でも高品質なグレードに使用されています。

JSR SSBR 分散模式図
カーライフ・トップ
転がり抵抗

タイヤの回転を妨げる力のことで、走行時のタイヤの変形によるエネルギーロスが主な原因です。
グリップ性能

自動車が動いたり止まったりする時に路面をとらえる力をグリップ性能といい、特に滑りやすくなる濡れた路面でのグリップ性能が重要になります。
タイヤラベリング制度

転がり抵抗性能とウェットグリップ性能の両性能について等級制度に基づく表示を行います。




転がり抵抗性能の等級がA 以上で、ウェットグリップ性能の等級がa~dの範囲内にあるタイヤを「低燃費タイヤ」と定義し、
統一マークを表記しています。
低燃費タイヤ統一マーク