超大画面TV、高性能ノートパソコン、最新型スマートフォン等の
高性能・高機能化を実現する材料開発に取り組む。

ディスプレイソリューション開発センターは、液晶(LCD)・有機EL(OLED)など最先端ディスプレイ材料の研究開発拠点として、世界のデジタル社会を支える中核的役割を担っています。現地の技術サポートセンターとも連携しながら、顧客のVOC(Voice of Customer)に迅速かつ的確に応える開発力が大きな強みです。
開発現場では、合成実験室やクリーンルーム、最先端の評価設備を活用し、材料設計からパネル特性評価、量産化検討まで一貫して取り組んでいます。多様なバックグラウンドを持つメンバーが協業し、有機・高分子化学、物性評価、DX・シミュレーション技術など幅広い知識・スキルを活かして革新的な材料開発に挑戦しています。また、要素技術の開発や次世代プラットフォームの構築にも積極的に取り組んでいます。
JSRは、事業部門と研究開発部門が密接に連携し、研究者自らが顧客や市場のニーズを掘り下げることで、社会課題解決型のイノベーションを生み出しています。また、グローバルな現場で技術力を磨き、最先端の材料開発力で世界を舞台に活躍しています。

オプティカルソリューション開発室では、当社が独自開発し、製品化した耐熱透明樹脂ARTON®を2000年代にLCD向けの位相差フィルムとして展開して以降、JSRはARTON®と加工技術を中核とした製品開発を進めてきました。
その中で近赤外線(NIR)カットフィルターを開発し、樹脂フィルム製品として世界で初めて本格量産を成し遂げ、大手メーカーのスマートフォンカメラに採用されています。このARTON®光学フィルターは、ガラス製フィルターに比べて薄い・軽い・割れにくい特徴に加え、オリジナル樹脂ARTON®と独自開発した色素による優れた光学特性を有しており、他に例のないユニークな高性能光学フィルターです。オプティカルソリューション開発室では、カメラ向けやセンシング向けの光学フィルターを中心に、光学部品業界にイノベーティブなソリューションを提供するべく、開発に取り組んでいます。

LCD基板の写真
カラーフィルター基板
カラーレジストの写真
アレイ基盤
液晶ディスプレイの写真
液晶ディスプレイ
耐熱透明樹脂ARTON®の写真
耐熱透明樹脂ARTON®

Strong Point

多様な材料を接点とする多面的な情報を活かし、ユーザーにソリューションを提供
多彩な要素技術を駆使した、比類なき製品の開発と技術サポート

“多様な材料を接点とする多面的な情報を活かし、ユーザーにソリューションを提供”
ディスプレイソリューション開発センターの最大の強みは、配向膜・絶縁膜・保護膜など多様なディスプレイ材料を幅広く手掛けることで得られる多面的な技術・市場情報を活かし、ユーザーに対してトータルソリューションを提供できる点です。日本だけでなく中国・韓国・台湾にも技術サポート拠点を持ち、顧客の要望に迅速かつグローバルに対応できる体制を整えています。これらは長年の研究開発と顧客との協働によって築かれたものであり、今後も更にこの強みを強化していきます。
”多彩な要素技術を駆使した、比類なき製品の開発と技術サポート”
オプティカルソリューション開発室の特徴は、多彩な要素技術とそれを支える多様な専門技術人材にあります。ARTON®光学フィルターを構成する要素技術は多岐にわたり、光学設計技術、材料合成技術(樹脂、色素、配合など)と加工技術(製膜、塗工、蒸着など)を駆使することにより、比類なき製品を開発してきました。また、カメラ画質を含む各種評価技術や顧客工程に関する知見を広げ、製品開発力と技術サポート力を磨き、ソリューション提供に繋げています。様々なバックグランドを有する技術者が活躍し、その結集としてのソリューションで光学部品業界に大きく貢献するのが、私たちオプティカルソリューション開発室です。