JSRグループでは、これまでの生物多様性保全に関する取り組みから見えてきた課題を整理し、2012年度に生物多様性保全に関する方針を策定しました。この方針に基づいて、具体的な活動を推進しています。
JSRグループは、持続可能な社会の構築に貢献するために、事業活動がどのように生物多様性に依存し、影響を与えているかの把握に努め、生物多様性保全への配慮を推進していきます。
※ 持続可能な紙利用のためのコンソーシアム WWFホームページの紹介記事をご参照ください。
(1)国内3工場および筑波研究所では、JBIB「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」の「土地利用通信簿®」に基づいて行った緑地調査結果および専門家の協力を得て作成した緑地改善計画をもとに、緑地の整備を行いました。2015年度以降、コミュニケーションの場として活用する準備も進めています。
四日市工場 | |
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![]() 社宅地区の緑地 |
千葉工場 | |
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![]() 「いこいの広場」に設置した鳥の巣箱 |
鹿島工場 | |
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![]() 緑地に設置した池 |
筑波研究所 | |
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![]() 自然観察会の様子 |
JSR Micro Taiwan Co., Ltd. の緑地
JSR Micro Taiwanの位置する地域は自然に恵まれており、会社設立以来、地球環境との持続的な共生を目指し、環境負荷の低い製品の製造・開発はもとより、事業所の緑化活動にも取り組んでいます。
2014年度より、従来の監督官庁主催のコンテスト形式を廃止し、化学工業園区内の各社がお互いに見学し合い、全体として緑化を推進していくことになりました。
2014年度より、「生物多様性に配慮した製品開発を推進します」というコミットメントを達成する目的で、専門家の協力を得て「製品の環境配慮基準と評価システムの構築、ならびに主要製品の評価」をまとめました。まとめる上で、生物多様性保全の観点だけでなく、企業活動を通じた持続可能な地球環境への貢献を強く意識した内容としています。
JSRグループでは、今後も環境配慮型製品の開発・提供を通して持続可能な地球環境に貢献していきます。
方針2と連動し、生物多様性に配慮した緑地を、従業員間のコミュニケーション、また地域社会とのコミュニケーションの場としても活用しています。