JSR株式会社（代表取締役CEO：エリック　ジョンソン、以下「JSR」）は、当社100%子会社であるJMエナジー株式会社（代表取締役社長：山近幹雄、以下「JMエナジー」）の株式80%について、武蔵精密工業株式会社（代表取締役社長：大塚浩史、以下「武蔵精密工業」）へ譲渡することで合意に至りましたことをお知らせいたします。

JMエナジーは、蓄電デバイスであるリチウムイオンキャパシタの開発、製造、販売を事業としている会社であり、大型移動体をはじめとする各種用途で収益拡大を目指してきましたが、JSRグループ独自で更なる収益拡大を図る事は難しいと判断し、最終顧客との繋がりが強く、事業シナジーを期待できる企業との資本提携を検討しておりました。協議の結果、武蔵精密工業は自動車部品の生産、販売のノウハウを広範囲で保有し、本事業拡大や新規事業の創出など高いシナジー効果が期待できると考え、この度JMエナジーの株式を譲渡することで合意に至りました。

なお、本件が当社連結業績に与える影響は軽微なものと見込んでおります。