JSRが2年連続で 「なでしこ銘柄」 に選定されました 

企業情報
JSR株式会社 (代表取締役社長:小柴満信) は、女性活躍推進に優れた上場企業として、経済産業省と東京証券取引所により2年連続で2016年度 「なでしこ銘柄」 *に選定されました。

当社では2010年度から、人材多様化の促進を目指す 「ダイバーシティ推進」 を重要経営課題に位置づけています。その中でまずは女性の活躍推進に着手し、女性社員の採用比率および管理職比率の目標値を設定して向上につなげてきました。また、育児や介護との両立支援制度など、女性に限らず誰もが働きやすい仕組みの定着にも取り組んできました。
2015年6月には専門部署として 「ダイバーシティ推進室」 を設置し、多様な人材が力を発揮できる組織づくりに取り組んでいます。

「なでしこ銘柄」 の選定過程では、 「女性のキャリア促進」 と 「仕事と家庭との両立サポート」 について評価が行われます。
「女性のキャリア促進」 に関して、当社では、女性社員と管理職が共にキャリア開発について考え理解を深めるための各種セミナーを実施しているほか、管理職候補層の女性社員が上司との面談を通じてキャリアプランを明確にし、能力育成計画の策定・実行に取組んでいます。
「仕事と家庭との両立サポート」 については、法定の勤務制度に加えて2006年から在宅勤務制度を取り入れたほか、育児休業者がスムーズに復職できるよう、復職に先立って育児休業者と所属長が面談する制度を導入済みです。また、復帰後6か月以降も勤務を継続する社員に対し、給付金の支給も行っています。

当社は、様々な事業をグローバルに展開し、多岐にわたる事業戦略を推進していくために、多様な人材を活用することが非常に重要であると考えています。女性活躍推進にとどまらず、 「個人」 の持つ多様な価値観を尊重する風土づくりを引き続き目指してまいります。

* 「なでしこ銘柄」 は、 「女性活躍推進」 に優れた上場企業を 「中長期の企業価値向上」 を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。本年は、東証一部の他東証二部、マザーズ、JASDAQ上場企業を対象に、 「女性のキャリア促進」 と 「仕事と家庭との両立サポート」 について、経営層のコミットメントを含む 「マネジメント」 と実際の 「パフォーマンス」 から対象企業をスコアリングし、かつ財務面の基準を満たした企業が選定されました。