JSR、バイオマス原料の開発に着手 ~株式会社バッカス・バイオイノベーションと共同開発契約を締結~
JSR株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:エリック・ジョンソン)は、日本初の統合型バイオファウンドリである株式会社バッカス・バイオイノベーション(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:丹治 幹雄、以下、バッカス・バイオイノベーション)と当社重要製品原料のバイオマス(生物資源)による生産を目的とした共同開発契約ならびに出資に関する契約を締結したことをお知らせいたします。
バッカス・バイオイノベーションは国立大学法人神戸大学発で「デジタル×バイオ」 時代に新たな産業の創造を目指すベンチャー企業であり、計算科学と合成生物学を統合した先端研究開発の成果である、微生物等による有用物質生産や代謝解析を可能とする基盤要素技術やノウハウを保持しています。
バッカス・バイオイノベーションとの共同開発を通して、合成生物学を活用したバイオマスによる当社重要製品原料の開発・生産を行ってまいります。当社グループは、重要課題(マテリアリティ)として、地球環境の保全に効果を発揮する製品やサービスを提供し貢献することを掲げています。今回の活動の結果、製造に用いる有機溶剤の大幅な削減により、環境負荷の大幅な低減が期待できます。
今後もJSRは顧客のみならず様々なステークホルダーに求められる新たな製品・サービスにつながるイノベーションの実現を目指していきます。
【株式会社バッカス・バイオイノベーションについて】
社名 : 株式会社バッカス・バイオイノベーション
設立 : 2020年3月
代表者 : 丹治 幹雄(代表取締役社長)
従業員数 : 47名(出向・派遣社員含む)(2023年4月1日現在)
所在地(本社) : 兵庫県神戸市中央区港島南町6丁目3番7
事業内容 :
統合型バイオファウンドリ
・DBTLバイオファウンドリ事業(超高速微生物育種)
・DBTL基盤要素技術活用事業
・自社プロダクト開発事業
・スケールアップ・プロセス開発事業
・腸内細菌叢モデル事業
代表電話 : 078-599-5717