JSR、台湾に半導体材料事業の現地法人を設立
JSR株式会社 (代表取締役CEO:エリック ジョンソン)は、 台湾における半導体材料事業の営業・マーケティングおよび研究開発活動の強化のため、台湾の新竹・台元(台元科技園区)に現地法人「台灣捷時雅電子材料股份有限公司/JSR Electronic Materials Taiwan Co., Ltd.」を設立することを決定いたしました。稼働開始は2022年4月を予定しております。
台湾には、世界のファブレス*1半導体企業の製造を請け負う専業半導体ファウンドリ*2があり、半導体製造技術を先導しています。また、ロジック半導体だけでなくメモリ半導体企業やパッケージングの後工程を担う有力なOSAT*3も有しています。今後も拡大が予測される半導体市場において、台湾は半導体製造における重要な拠点であり、前工程から後工程まで幅広く事業機会の獲得が期待される重要な市場となっています。
弊社はこれまで半導体材料ビジネスにおいて、台湾で支店を構え事業活動を推進してまいりました。今回の現地法人設立を通じ台湾における事業活動の機能を拡充し、顧客エンゲージメントの拡充、技術開発活動及びマーケティングの強化をより一層図ってまいります。当地及びグローバルでのさらなる事業拡大を通じて半導体産業の成長にも貢献してまいります。
*1製品製造のための自社工場を持たない製造業の業態、またはそのメーカー
*2他社からの委託による生産を専門に手がけるメーカー
*3 Out-sourced Semiconductor Assembly and Test:後工程の請負製造サービス
<新会社概要>
会社名: 台灣捷時雅電子材料股份有限公司/JSR Electronic Materials Taiwan Co., Ltd.
董事長: 須原 忠浩
総経理: 松見 昭一
事業内容: 半導体材料の営業・マーケティング、研究開発活動
設立年月日: 2022年4月1日(予定)