JSRグループ、新型コロナウイルスに対する中和抗体を迅速に検査する 自動測定装置用キットの開発に成功

~患者さんの病態把握やワクチン効果の研究促進に期待~
製品情報

JSR株式会社(代表取締役CEO:エリック ジョンソン)のライフサイエンス事業のグループ企業である株式会社医学生物学研究所(代表取締役社長 山田
公政)は、慶應義塾大学医学部との共同研究により、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する中和抗体を自動測定装置で測定するキットの開発に成功しました。

本キットは株式会社LSIメディエンス社が製造する国産の自動臨床検査装置STACIA®に搭載可能であり、少数検体から多数検体まで幅広く測定できるようになります。これにより、個々の患者さんの中和抗体の評価や、ワクチン接種後の抗体価の推移、最適なワクチン接種間隔を調べる研究等、幅広く有用性を
発揮すると考えられます。2021年9月頃の研究用試薬としての製品化に向け、現在、準備を進めています。

本リリースの詳細は、以下リンクより医学生物学研究所のリリースをご覧ください。

https://www.mbl.co.jp/company/info_list/PR_20210818.pdf