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RC(環境・安全・健康)報告

資源の有効活用

産業廃棄物への取り組み

ゴミの分別回収(四日市工場)
ゴミの分別回収(四日市工場)

JSRでは、2000年度からゴミゼロ*1を目標に廃棄物の発生抑制、廃棄物分別の徹底、再資源化先の探索等に全工場一体となって取り組み、2003年度から2009年度まで継続してゴミゼロの目標を達成しています。廃棄物発生量の約70%は、排水を活性汚泥処理することで生じる余剰汚泥と、自家発電の石炭ボイラーから生成する石炭灰が占めています。余剰汚泥は石炭灰とともにセメント原料として再資源化しています。このほかにも瓶、缶・ドラム、紙類、蛍光灯、乾電池、生ゴミに至るまで再資源化を進め、廃油等は燃料として利用しています。2009年度の最終埋立量は6トンとなりました。今後もさらに再資源化先の探索を進めるなど、ゴミゼロの継続に努めていきます。

*1 ゴミゼロ:外部最終埋立処分量を廃棄物発生量の0.1%以下にする

産業廃棄物処理フロー概念図
廃棄物発生量内訳外部リサイクル量内訳 外部最終埋立処分量リサイクル量

包装材料の3R(Reduce,Reuse,Recycle)の推進

JSRは、物流における環境対策として、無駄のない効率的な包装材料・包装容器の運用を目指し、3Rを推進しています。Reduceとして、包装容器の仕様変更による外装段ボール箱の廃止、発泡スチロールの発泡倍率を増やすことによる減量化、液体輸送容器の大型化などに取り組み、Reuseとして、合成ゴムの包装容器である鋼製ボックスパレットの破損防止に取り組んでいます。また、Recycleとして、従来焼却処理していた樹脂ボトル・ポリエチレン袋の再資源化先を検討しています。今後も包装材料の3R活動に積極的に取り組み、再資源化・資源の有効活用を進めていきます。

水資源使用量

水資源使用量(工業用水等)

JSRでは、水資源として工業用水、地下水*3、上水道、海水(冷却水)を使用しています。2009年度の水資源量は約14,000千m3で、2009年度と比較して、生産量減少に伴い約2,000千m3の減少となりました。各工場のプロセス内で循環使用を行うことで、水資源使用量の約26%を有効利用しています。

*3 地下水に関しては、四日市工場および千葉工場では使用していません。

水資源使用量(内訳)および原単位指数


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