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CSRレポート2012

コンプライアンス

基本的な考え方

「法律を守ったうえで、良い行いをする」ということがJSRグループのコンプライアンスに対する考え方で、企業倫理、法令遵守の2つの柱があります。社員全員が高い倫理観を持ち、公正で清廉な行動をすることを目指して、企業倫理委員会において活動を推進しています。

企業倫理活動

JSRグループは、企業倫理の具体的なガイドラインとして、2005年4月に「JSRグループ企業倫理要綱」を制定しました。2011年7月には、企業理念体系を反映させた改定を行うとともに、当社グループのグローバル共通の規範として位置づけ、国内外のすべてのグループ企業で、企業倫理活動の一体的推進を図っています。

企業倫理活動の3つの柱

(1)教育・周知化

「JSRグループ企業倫理要綱」を国内外のすべての拠点に対して周知化を行っているほか、定期的に各種研修を実施しています。

(2)企業倫理意識調査

JSRグループ全社員を対象にした企業倫理に対する意識調査により、企業倫理上の課題の把握と改善に努めています。従来の2年に1回から、2011年度より毎年実施することにしました。直近では2012年1月縲鰀2月に実施し、今回初めて海外拠点も意識調査の対象としました。

(3)ホットライン(内部通報制度)

JSRグループでは、企業倫理ホットラインという名称の内部通報制度を導入しています。JSR企業倫理委員会が窓口となる「社内ホットライン」、弁護士が窓口となる「社外ホットライン」に加えて、日本語・英語・中国語・韓国語・タイ語でも対応可能な社外専門機関を窓口とするホットラインを導入し、海外の事業所も利用しやすい体制を構築しています。社内報やポスターなどで適宜周知化を図るとともに、通報の秘密厳守と通報者の不利益取り扱い禁止の徹底により信頼度の向上に努めています。

JSRグループ ホットラインの利用状況
年度 2007 2008 2009 2010 2011
JSR 3 2 6 13 10
グループ企業 4 7 5 5 8
合計 7 9 11 18 18

「JSRグループ企業倫理要綱」の多言語化

JSRグループは、海外拠点も含めた世界共通の行動規範である「JSRグループ企業倫理要綱」を定め、グループ一体での企業倫理活動を積極的に推進しています。
これまで海外においては英語、中国語(簡体字)について翻訳版を作成し電子ファイルで配布をしていましたが、海外拠点へのさらなる浸透を図るため、さらに中国語(繁体字)、韓国語およびタイ語の翻訳版を作成しました。また、全て冊子化し配布することで、全世界のグループ社員が母国語(もしくはそれに準じる言語)で「JSRグループ企業倫理要綱」に親しめる環境を整備しました。

JSRグループ企業倫理要綱

  • 日本語版 (PDF 3,242kb)
  • 英語版 (PDF 2,784kb)
  • 中国語(簡体字)版 (PDF 1,971KB)
  • 中国語(繁体字)版 (PDF 2,031KB)
  • 韓国語版 (PDF 2,233kb)
  • タイ語版 (PDF 10,433kb)
  • 法令遵守への取り組み

    JSRグループは、法令遵守の体制を強化するために、2007年度に遵法確認の仕組みを構築、始動しました。企業倫理委員会が主導し、遵守すべき法令を国ごとに特定し、JSRおよび国内外の全グループ企業において遵法状況の確認と必要に応じた改善を毎年定期的に実施しています。

    個人情報保護

    JSRグループは、高度情報通信社会における個人情報保護の重要性を認識し、「個人情報の保護に関する法律」に基づいて、プライバシー・ポリシーおよび個人情報取扱規程を制定、実行しています。

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