株主・投資家とのコミュニケーション
ディスクロージャー表彰
JSRは、投資家の皆様に積極的なIR活動を行い、経営状況と会社の方針について迅速かつ正確にお伝えするよう努めています。四半期ごとの決算説明会を実施しているほか、機関投資家・アナリスト向け説明会および個人投資家向け説明会の実施、投資家フェアへの参加など、株主・投資家の皆様と幅広く双方向のコミュニケーションを図っています。
また、当社ホームページの「投資家情報(IR)」のコーナーにおいて、決算資料、アニュアルレポート(日経アニュアル・レポート・アワード2008入賞)、IRニュース、当社株式関連情報、株主総会関連資料、個人投資家向けの「JSR早わかり」などのIR資料を掲載し、わかりやすくタイムリーな情報の提供に努めています。
これらの積極的なIRの取り組みが評価され、2005年に続いて2009年3月には、東京証券取引所から「第14回ディスクロージャー表彰」を受賞しました。
株主総会
JSRの定時株主総会では、総会集中日を回避した早期開催、株主総会招集通知の早期発送、インターネットによる議決権行使の採用、機関投資家向け電子議決権行使プラットフォームへの参加、ホームページへの和文および英文招集通知の掲載などを実施し、株主の議決権行使を円滑にするための取り組みを推進しています。
また、株主総会の当日には、営業の概況、決算状況等について、画像と音声を用いることにより、わかりやすい説明に努めています。
利益配分に関する基本方針
JSRは、長期的視点に立って研究開発の強化に努め、新たな事業展開等を行い企業の競争力強化を図ることによって、会社の業績を長期的に向上させることが最も重要な課題であると考えています。そのため、利益配分に関しては長期的、安定的な配当を維持し、連結業績の伸長に応じて利益の配分を行うことを基本方針としています。
配当の決定にあたっては、将来の事業展開に必要な内部留保金との整合性を総合的に勘案して決定します。内部留保金については、新たな成長につながる研究開発および戦略投資に充当し企業価値の増大に努めるとともに、中長期的には自己株式の取得にも活用し、株主の皆様への利益還元に努めていきます。
この方針に基づき、2008年度の1株当たりの年間配当金は前期と同額の32円としました。
株主の構成
JSRの株主数は、2009年3月末現在25,491名で、所有者別の株主構成はグラフの通りです。