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社会性報告

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JSRグループの社会貢献活動

JSRグループは、グローバルに活動する企業グループとして、広く社会的課題の解決に貢献していくことを目指して、2009年1月に「社会貢献についての基本的な考え方」を制定しました。2009年度は各種プログラムを実行に移し、JSRグループにとっての「社会貢献元年」となりました。主な活動についてご紹介します。

理科の出前授業

鹿島工場出前授業の様子
鹿島工場出前授業の様子

日本の大きな社会課題になっている「子供の理科離れ」に対して、地域の教育委員会と連携し、中学校で理科の出前授業を実施しています。2009年度は、従来の四日市市内の中学校に加え、鹿島工場がある茨城県神栖市内の中学校でも同様の出前授業を展開しました。「分子」の組み合わせでつくられた素材が身近で使われていることなどを実験や教材で説明し、子供たちの理科に対する興味を引き出しています。

企画担当者の声
初めて見る化学実験に、子供たちの瞳は好奇心でキラキラしていました。これからも「分子くん」と一緒に、身の回りにある素材の世界の楽しさを伝えていきます。

生徒の声
化学ってこんなに面白いんだなぁ、色々なものに役立っているんだなぁと思いました。理科がいままでより好きになりました。本当に楽しかったです。

鹿島工場 事務課 松本拓也

こどもよっかいちCO2ダイエット作戦

こどもよっかいちCO2ダイエット作戦の様子
こどもよっかいちCO2ダイエット作戦の様子

四日市工場では、行政と市内複数の企業で協働して開発した新しい環境教育に取り組みました。小学校向けの地球温暖化関連教材づくりをはじめ、市内の小学校に環境の出前教育を行ったほか、子供たちが家庭で実行した省エネ作戦の効果を検証しました。

企画担当者の声
小学生への環境教育を通して、ご家族の方にも地球環境やCO2削減に少しでも興味を持ってもらえるように、内容を工夫して活動を行っています。

参加児童の声
電気をこまめに消すことは続けたいです。電気とガスがこんなに変化しているのをメーターで見てびっくりしました。電気とガスを大切にします。

四日市工場 環境保安部 加藤嘉文

四日市市教職員研修

四日市市教職員研修の様子
四日市市教職員研修の様子

四日市工場では、四日市市教育委員会と連携して、学校での授業づくりに活用していただくことを目的に、市内の小中学校から28名の先生方に対して、講義・工場見学・実験からなる研修会を実施しました。学校の夏休み期間中を利用した今回の研修は、先生方に大変好評でした。

企画担当者の声
理科を教える先生方に当社の理科実験に興味を持っていただけたことで、「子供の理科離れ」解決の一助になればと取り組んできた活動が、さらに一歩前進できたと感じました。

参加教職員の声
工場内見学と社員の方の解説で、四日市のコンビナートのつながりがわかりました。今後子供たちに「石油化学コンビナート」を教える際に活かせると思います。また、研究開発がいかに大切なのかを実感。学校での理科教育が大切だと感じました。

四日市工場 事務部総務チーム 秦 恵美

日本大学での生産工学特別講義

日本大学での講義活動の様子
日本大学での講義活動の様子

千葉工場では、4年前より産学連携強化事業*1の一環として、日本大学生産工学部において特別講義を実施しています。原料調達からゴムの製造、出荷、ユーザーでのタイヤ製造に至るまで、企業に求められる品質要求の講義内容に、学生の皆さんも興味深く聴講していました。

*1 産学連携強化事業:産業界と学校が相互に協力し合い、研究や技術面の教育促進を図ること

講義担当者の声
原料調達から製品出荷までをラーメンづくりにたとえ、質問形式で講義をするなど工夫した結果、学生たちから企業の品質管理に興味が持てたとのアンケート結果をいただき、大変嬉しく思いました。

学生の声
いろいろなゴムのサンプルを触らせていただき、違いがわかって良かったです。技術、研究の講義が多い中、品質管理の講義は新鮮でした。

製造技術第1センター 千葉チーム 中島陽荘

TABLE FOR TWO(TFT*2)プログラム

TABLE FOR TWOメニューを食事中の社員
TABLE FOR TWOメニューを食事中の社員

JSRグループでは、本社ビルと四日市工場において、2010年2月1日より、開発途上国の学校給食を支援するTFTプログラムに参加しました。本社ビルではTFT用の配達弁当を、四日市工場では社員食堂において専用メニューを設定しました。2010年4月末現在約4,800食/約96,000円の寄付が集まりました。今後も継続していきます。

*2 TFT:開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病に苦しむ食の不均衡を同時に解消するため創設。730kcal前後でバランスの取れたメニューであることが条件で、対象メニューを1食購入すると開発途上国の給食1食分に相当する20円が寄付金として開発途上国に送られ、子供たちの学校給食になる

企画担当者の声
四日市工場では、食堂管理を委託しているJSRビジネスサービス(株)と給食会社との連携もあり、順調にTFTプログラムを導入できました。メタボ健診も始まり、健康に対しての関心が高まる中、TFTメニューの売れ行きは好調です。

四日市工場 事務部人事チーム 大屋瑞穂


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