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JSR、医療3Dソフトウェア会社 株式会社レキシーと買収で合意

企業情報 2017年07月18日
JSR株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:小柴満信、以下「JSR」) は、医療3Dソフトウェア会社である株式会社レキシー (本社:東京都豊島区、代表取締役社長:清徳省雄、以下「レキシー」) の株式を100%取得することで合意しました。

JSRグループでは、デジタル化による社会変革の波をとらえた、新たな価値創造活動の一環として、3Dプリンティング技術およびその材料技術を通じた事業展開を行っていますが、この度、JSRが保有する3Dプリンティング技術およびその材料技術と、レキシーが保有する3Dソフトウェア技術の融合により、ライフサイエンス領域において新たな事業構築を推進するべく、買収の合意に至ったものです。

今日の医療現場においては、CTやMRI診断で取得したデジタル画像データから骨格や臓器の3Dデータを作成し、手術前に患者の手術計画を作成する3D手術シミュレーション技術が普及していますが、レキシーは整形外科領域において、2009年に日本で初めて3D手術シミュレーションソフトウェアの提供を開始した、この分野の先駆者です。今後は、こうした3D手術シミュレーション技術と、医療に利用可能な材料、3Dプリティング技術を組み合わせることで、事前の手術計画作成にとどまらず、患者一人ひとりにカスタマイズした医療デバイス作成までを含めた新たな個別化医療が登場する可能性が高まっています。

JSRは、医療現場でのニーズ把握を通じた応用技術開発や、必要となる材料技術開発も併せて、3Dプリンティングによる医療イノベーションの実現へ向け、新たな事業の構築をレキシーとともに進めて参ります。

当社の企業理念「Materials Innovation マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会 (人・社会・環境) に貢献します。」に立脚して、これからも社会に新たな価値を提供してまいります。

【株式会社レキシーについて】
レキシーは、CTやMRI診断により取得されるデジタル画像データ (一般に、「DICOMデータ」と呼びます) から、独自のアルゴリズムで骨格や組織構造の3Dデータを自動構築し、さらにその3Dデータを医療現場のニーズに合わせて解析・加工が可能な先進的医療3Dソフトウェア技術を有する会社です。特に、高齢化社会において症例が増加している人工股関節置換手術や人工膝関節置換手術等、整形外科領域で利用される、3D手術シミュレーションソフトウェア「Zed View®シリーズ」の提供を2009年に開始し、すでに国内の多くの病院で採用されています。
レキシー社の製品や技術の詳細については、Webページを参照ください。
https://www.lexi.co.jp/