ホーム / ニュース / 2017年 / JSR株式会社 小柴満信社長 入社式訓話の要旨について

ニュース

JSR株式会社 小柴満信社長 入社式訓話の要旨について

企業情報 2017年04月03日
JSR株式会社の小柴満信社長は、本日午前8時45分から本社で行われた入社式で、本社採用の新入社員43人 (技術系33人、事務系10人) に、以下の訓話をしました。

米国では自国優先を前面に打ち出した新大統領が登場し、4月のフランスの大統領選挙では大衆迎合主義勢力の台頭が懸念されている。東アジアや欧州を中心に地政学的な激動が続いており、2017年は政治に振り回される1年になりそうだ。

その一方で経済は活況だ。米国経済は好調であり、それを反映するように先月利上げが実行された。中国は、懸念された自動車生産はあまり落ち込んでおらず経済は順調だ。

当社の主要事業である自動車タイヤ用の合成ゴム、特に低燃費タイヤ用合成ゴム、液晶テレビ製造用材料、そして半導体製造用の材料などは、顧客需要が好調だ。将来の成長をけん引する第3の事業として位置づけているライフサイエンス事業も順調に成長している。また今年度は、当社ABS事業子会社のテクノポリマーとUMG ABS社が事業統合し、日本一のABS樹脂の事業会社が誕生する予定だ。

さらに当社は、世界の先進IT関連企業との取り引きを通じて、AI (人工知能) 、ビッグ・データ、IoTなどのデジタル技術の革命に影響を受けるため、今後、加速度的に起きる産業や社会構造の変化に対応する体制作りに着手し始めている。
社会や産業の構造的な変化によって、企業の在り方、個人の価値観、企業と個人の関係は大きく変わる。Materials Innovationを企業理念に掲げる当社にとっても、デジタル革命は、事業領域だけでなく、会社の仕組み、個人の仕事の内容や位置づけまで大きく変えるものになるだろう。

若い皆さんに期待するのは、旧世代の社会人とは異なる、多様な価値観、固定観念にとらわれない自由な発想、そしてデジタルネイティブ世代の吸収力と柔軟性だ。 「なぜだろう」 「本当はこうしたらよいのでは」 といったアイディアをお互いに切磋琢磨し、各自が 「いつか自分が会社を変えていこう」 という気概を持って行動をしていってほしい。

最後に職場の安全について触れておきたい。職場の安全は企業活動の大前提だ。我々は安全に出社し、安全に退社して帰宅する 「当たり前の幸せ」 を確保するために労働災害・設備事故撲滅の活動を全社で進めている。皆さんはどんな職場で働いたとしても、グローバルに活躍する 「製造業」 であるJSRの社員だ。そのプライドと責任を保ちつつ、自分の身は自分で守るということを肝に銘じて、元気で活躍してほしい。

最後にみなさんの安全を祈念して唱和しよう。 「ご安全に!」 。