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JSRとmblVC、ライフサイエンス投資事業有限責任組合を設立

企業情報 2014年04月28日
JSR株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小柴満信、以下「JSR」)は、株式会社医学生物学研究所(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:佐々木淳、以下「MBL」)の100%子会社であるエムビーエルベンチャーキャピタル株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:桂山靖代、以下「mblVC」)と、JSR・mblVCライフサイエンス投資事業有限責任組合(以下「JMLF」)を組成いたしました。JSRはライフサイエンス領域においてJMLFが行う国内外ベンチャー企業への投資活動を活用し、新しい技術シード、新しい事業領域の探索を強化することで、将来有望な技術や製品を効率的にライフサイエンス事業の成長に結び付けて行きます。

JSRグループはライフサイエンス分野を戦略事業の一つとし、グローバルな開発・生産・販売体制を活用して事業拡大を進めております。今後は、このようなファンド事業も活用することで、より一層の事業強化を進めてまいります。

ファンドの概要
名称
 JSR・mblVCライフサイエンス投資事業有限責任組合
準拠法
 投資事業有限責任組合契約に関する法律
無限責任組合員
 エムビーエルベンチャーキャピタル株式会社
 JSR株式会社
出資金総額
 30億円
投資対象
 国内外のライフサイエンス領域のベンチャー企業
存続期間
 設立日より12年間
設立日
 平成26年3月24日

株式会社医学生物学研究所(MBL)について

MBLはライフサイエンス領域におけるベンチャーの抗体メーカーとしてスタートし、現在では基礎研究用試薬、自己免疫疾患領域を中心に体外診断用医薬品の研究開発・製造・販売を行っており、特に最近はコンパニオン診断薬などの遺伝子検査試薬に注力しています。ベンチャーであった自らの経験を活かしてベンチャー企業の育成にも取り組んでおり、2007年にJAICシードキャピタル株式会社とともにJMSeed Bio Incubation 壱号投資事業有限責任組合を設立しています。JSRと2013年より資本業務提携をしています。

エムビーエルベンチャーキャピタル株式会社(mblVC)について

mblVC は、ライフサイエンス・バイオテクノロジーに特化したベンチャーキャピタルとして2000年に設立され、創薬、再生医療、創薬支援ビジネスといったライフサイエンス領域で累計32社の投資を行った実績があります。バイオベンチャーの創業や技術シーズの育成を早い段階よりハンズオン支援しています。