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「JSRグループ企業倫理要綱」を改定
~JSRグループ全世界共通の行動規範を制定、CSR調達の内容を追加~

CSR情報 2010年10月01日
 JSR株式会社(社長:小柴満信)は、2010年10月1日付けで、「JSRグループ企業倫理要綱」を改定しました。当要綱は、海外拠点も含めたJSRグループ企業の全世界共通の行動規範として位置づけたものです。今後は、海外拠点への浸透に注力し、グループ一体での企業倫理活動をより積極的に推進していきます。

 当社は1999年に「JSR企業倫理要綱」を定め、本格的に企業倫理活動を開始しました。2005年には、活動の対象範囲をJSR単体から国内外グループ企業に拡大し、遵守の徹底に向け教育の継続や社員を対象にした企業倫理に対する意識調査などを実施してきました。
 従来は、海外のグループ企業については、JSRの企業倫理要綱をベースに現地の文化や慣習等を考慮した独自の行動規範を作成してきましたが、今回、JSRグループ全体を通しグローバルな企業倫理活動への取り組みをより強化していくために、「JSRグループ企業倫理要綱」を世界共通の行動規範とすることにいたしました。

 また、当社グループは、グローバルに活動する企業として国際社会の中で責任ある行動を実践していくことを目的に、2009年4月に国連が提唱する「グローバル・コンパクト」に参加しました。「JSRグループ企業倫理要綱」では「グローバル・コンパクト」の原則を反映させ、今回の改定では、グローバルな事業パートナーとともに健全な事業活動に努めていくことを目指して、サプライチェーンにおけるCSR調達に積極的に取り組んでいくための「CSR調達」に関する内容を新たに追加しました。

 日本語と英語による「JSRグループ企業倫理要綱」の冊子を配布し、全世界のJSRグループ企業が一体となって企業倫理活動をより積極的に推進していきます。
 ※10月1日現在のJSRグループ企業は、海外のグループ企業17社を含む計34社です。

 当社は、今後も、企業倫理、レスポンシブル・ケア、リスク管理、社会貢献をCSR活動の4つの柱として、グローバルな社会と良好な関係を築き、よき企業市民として誠実に行動し、社会からの信頼に応えていくために、「企業の社会的責任」を果たしていきます。