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ダイバーシティ推進により、創造的で強い組織を形成するJSR、ワーキングマザー用社内ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)開設

企業情報 2010年07月20日
 JSR株式会社(社長:小柴満信)は、育児をしながら仕事をしている女性社員やこれから出産や結婚を考えている女性社員が、気軽に情報を交換し、社内のロールモデル(手本となる人物)を探すことができる場として、社内のワーキングマザー用ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「HARMONY(ハーモニー)」を7月1日に開設しました。
 当社は、企業として様々な価値観を受け入れる風土を作り、多様な人材による創造的で強い組織を形成することを目的とし、以前より短時間勤務や在宅勤務制度、キャリア再開発制度などを取り入れ、女性社員の働きやすい環境整備に力をいれてきました。2010年度より女性の活用を中心とする「ダイバーシティ推進(注)」を重要な人事政策上の課題と位置づけ、今後は、女性社員とその上司の2人1組で行う「ペア研修」の導入や、総合職に転換した女性社員向けの教育の実施など、様々な施策を計画しています。

   (注)ダイバーシティ推進とは異なる属性(性別、年齢、国籍など)や従来から企業内や日本社会で、主流をなしてきたものと異なる発想や価値観を認め、それらを活かすことで、ビジネス環境の変化に迅速に対応し、利益拡大を図ろうとする経営戦略。また、そのために異なる属性、異なる発想や価値の活用を図る人事システムの構築に向けて連続的かつ積極的に企業が取り組むこと。

 「HARMONY(ハーモニー)」は、社長と社員の対話会の中で出された、「ワーキングマザー同士の交流の場が欲しい」という女性社員の要望がきっかけとなり、開設されました。参加対象者は、育児をしながら働く女性社員、妊娠中、産前産後休業中、育児休業中の女性社員、ワーキングマザーを目指している女性社員で、7月16日現在で44名が登録しています。妊娠・出産・育児に関する事から、会社の育児支援制度、仕事と育児の両立、今後のキャリアについてなど、特定の話題に関する質問や情報交換が可能なコミュニティーに参加したり、通常のSNSサイトのように個人の日記やアルバムの作成をしたりすることができます。

【JSRのダイバーシティ及びワークライフバランス推進活動について】
 当社は、出産・育児・介護を行う社員に限らず、全ての社員が仕事と様々なライフイベント等を両立させることができるように、メリハリのある効率的な働き方や柔軟な働き方をするための諸制度、出産・育児・介護支援制度などを推進しています。
 出産・育児への支援制度としては、産前産後休暇、育児休業(1.5年)はもとより、育児休業からのスムーズな復職を支援する復職前面談制度、復職後の勤務形態の選択肢としての短時間勤務・在宅勤務制度の整備、復職後半年間両立を継続した時点で、この間の労いと今後の頑張りを経済的に支援する育児休業復職支援給付、経費の半額を補助するベビーシッター給付などを実施しています。
 当社は、今後より一層多様化する社会や市場の中で、様々な価値観を受け入れる土壌を作ることが、企業の持続的成長に必要であると考えています。そのためにも全社員が仕事と充実した私生活の両立が十分図れるように、ダイバーシティ、ワークライフマネージメントの推進を人事政策上の重要課題として今後も積極的に取り組んでいきます。

<参考>


※当社では本サイト開設にあたり、ガイアックス社のSNS商品 「エアリーダイバーシティ」を採用しております