ホームCSR事業活動によって生じる社会的課題 環境保全(廃棄物削減)

ESG指数、SRI指標と銘柄への組み⼊れ

事業活動によって生じる社会的課題 環境保全(廃棄物削減)

1.産業廃棄物削減の取り組み

JSRグループでは、廃棄物の発生抑制、廃棄物分別の徹底、再資源化先の探索等に取り組んでいます。2018年度の廃棄物発生量は、グローバルで72千トンでした。

<JSRグループ全体の廃棄物量>

JSRグループ全体の廃棄物量

(1)JSR単体

JSRでは、2000年度から『ゼロエミッション』※1を目標に、廃棄物の発生抑制、分別の徹底、再資源化先の探索などに全社一体となって取り組んでいます。2003年度以降は、ゼロエミッションを継続しています。

※1 ゼロエミッションの当社定義:外部最終埋立量を廃棄物発生量の0.1%以下にする

特に、四日市工場では、廃棄物発生量の約90%を占める、① 汚泥類と、② 石炭灰に対して、以下の対策を継続しています。

  • ① 汚泥類は汚泥乾燥設備を導入し有価物化(燃料化)。
  • ② 石炭灰はセメント原料として再資源化。

さらに、三重県産業廃棄物対策推進協議会の役員会社として活動しており、地域と協力して産業廃棄物を適正に処理し、数量削減に努めています。

また、JSRでは、循環型社会形成を目指し、『2030年に2013年度対比で廃棄物発生量を15%削減』を目標とし、更なる再資源化先の探索などを推進しています。

2018年度は、2013年度対比で廃棄物発生量を4.5%削減しました。今後も目標達成に向けて、産業廃棄物削減の取り組みを継続していきます。

産業廃棄物処理

産業廃棄物処理フロー概念図(2018年度実績 単位:千トン)

産業廃棄物処理フロー概念図

(2)物流:包装材料3R(Reduce, Reuse, Recycle)の推進

JSRでは、物流における環境対策として、無駄のない効率的な包装材料・包装容器の運用を目指し、3Rを推進しています。

Reduceとして、合成ゴムの包装容器である鋼製ボックスパレットの軽量化、外装段ボール箱の軽量化(2層構造→1層化)に取り組んでいます。
Reuseとして、中間製品用容器の再使用化、リンク使用包装材料の破損防止に取り組んでいます。
また、Recycleとして、包装材料選定時に於ける再資源化可能原料の採用推進に取り組んでいます。

今後も包装材料の3R活動に積極的に取り組み、再資源化・資源の有効活用を進めていきます。

※ リンク使⽤包装材料:再使用するためにお客様より返却・回収ができる包装材料のこと

(3)PCBの管理

JSRでは、「PCB廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に従い、PCB廃棄物を適切に保管・管理するとともに、処理期限内に対処すべく、計画的に無害化処理を実施しています。

高濃度PCB処理対応状況

電力機器 台数 PCB含有油量(L)
保管機器 3 462
使用中機器 0 0
3 462
これまでに処理した量 318 182,960
現在の処理状況(%) 99.1 99.7

2019年3月31日時点

2.新たな取り組み

JSRでは、海洋プラスチック問題を重要課題の一つと認識し、化学業界5団体により2018年9月7日に設立された「海洋プラスチック問題対応協議会(JaIME)」に発起人会社として参画しています。

また、国の「プラスチック資源循環戦略(案)」を受け、国内におけるJSRグループのプラスチック類の処理フローを調査し、管理すべき指標を検討しました。

今後は、以下の2点を長期目標(2030年度)とし、廃プラスチック類のさらなるリサイクル推進を進めるとともに、社内セミナー、キャラバンなどによる意識改革や日常生活における3R推進(レジ袋、PET容器など)、海岸クリーンアップ活動などへの参加による社会貢献などに努めていきます。

  • 1)100%リサイクル(熱回収も含む)
  • 2)60%リサイクル(熱回収含まず)