ホームCSRCSRレポート ISO26000適合表

SRI指標と銘柄への組み入れ

ISO26000適合表

ISO26000とは国際標準化機構が2010年11月に発行した組織の社会的責任に関する国際ガイドラインです。

中核主題及び課題 箇条 JSRグループの活動状況 適否
中核主題1
組織統治
組織統治 6.2
  • コーポレート・ガバナンス体制で整備
  • 国連グローバル・コンパクトへ署名しCSRと経営の一体化を図っている
中核主題2
人権
課題1 デューデリジェンス 6.3.3
  • 企業倫理要綱「人権に関する行動規範」に明示し、企業倫理委員会で推進。
  • 企業倫理教育(eラーニング)、遵法確認システムの運用で社内浸透を図っている。
  • CSR調達の仕組みを通じてサプライチェーンを監視
  • 従業員ホットライン、サプライヤーホットラインを通じて確認
  • 各事業所での立地地域とのコミュニケーション活動を実施
課題2 人権に関する危機的状況 6.3.4
  • 企業倫理要綱に世界人権宣言への明確な支持を明記。
  • 紛争鉱物に関する方針を策定し原材料に紛争鉱物を使用していないことを定期的に確認する仕組みを構築。これに基づき、サプライヤー調査を行い原材料に紛争鉱物を使用していないことを確認している
  • 必要に応じて自然災害への支援、人道団体への寄付等を実施
課題3 加担の回避 6.3.5
  • 企業倫理要綱「人権に関する行動規範」に明示
  • サプライヤーへのCSR調達の仕組みの中で加担がないことを確認
  • 各事業所での立地地域とのコミュニケーション活動を実施
課題4 苦情解決 6.3.6
  • 海外グループ企業も含めた各言語で対応できる従業員ホットラインを設置
  • 取引先向けにサプライヤーホットラインを設置
  • 各事業所毎に地域とのコミュニケーションを図り、対応
課題5 差別及び社会的弱者 6.3.7
  • 国連グローバルコンパクトへの署名
  • 企業倫理要綱に基本的人権の尊重、差別の禁止を規定
  • 従業員ホットラインの設置
  • 女性の活躍支援、障がい者雇用等各種制度を設置して対応
課題6 市民的及び政治的権利 6.3.8
  • 企業倫理要綱で人権の尊重と差別の禁止、他人の思想・信条の尊重を規定
  • 不当な懲戒が行われないよう懲戒処分に関する社内ルールを整備済み。
  • 従業員の結社の自由を保障
  • 企業倫理委員会やホットラインで不当な扱い等の監視を推進。
課題7 経済的、社会的及び文化的権利 6.3.9
  • 社会福祉活動への協力
  • TFT(途上国児童の支援)への協力
  • 国境なき医師団への支援(寄付) 等
課題8 労働における基本的原則及び権利 6.3.10
  • 労働環境は、責任部門があり、機会均等・差別の禁止、強制労働・児童労働を排除している
  • 労働組合があり、結社の自由及び団体交渉権を確保している
  • 企業倫理要綱に上記を明記している
  • 企業倫理委員会やホットラインで不適切行為の監視を推進。
中核主題3
労働慣行
課題1 雇用及び雇用関係 6.4.3
  • 労働法に基づき、企業倫理要綱に明記、就業規則を整備して実行
  • CSR調達でサプライヤーの状況を確認
  • 秘密情報管理システムで労働者の個人情報・プライバシーを保護
  • 海外グループ企業では受入国の従業員を雇用 等
課題2 労働条件及び社会的保護 6.4.4
  • 企業倫理要綱、就業規則を整備して対応
  • ワークライフマネジメント施策の推進
課題3 社会対話 6.4.5
  • 定期的な労働組合との対話、労使交渉を実施
課題4 労働における安全衛生 6.4.6
  • レスポンシブル・ケア(RC)活動(環境・安全マネジメントシステム)を通じて実施
課題5 職場における人材育成及び訓練 6.4.7
  • 各種研修制度、人材育成プログラムを整備済。
中核主題4
環境
課題1 汚染の予防 6.5.3
  • レスポンシブル・ケア(RC)推進委員会で推進・管理。
  • 各事業所ごとに環境・安全マネジメントシステムに基づき実施。
  • ISO14001の取得
  • CSR調達の仕組みの中でサプライヤーへも要請
課題2 持続可能な資源の利用 6.5.4
  • レスポンシブル・ケア(RC)推進委員会で管理。
  • 各事業所ごとに環境・安全マネジメントシステムを整備済。
  • 紙調達ガイドラインを構築し、順次認証紙への切り替えを進めている
課題3 気候変動の緩和及び気候変動への適応 6.5.5
  • レスポンシブル・ケア(RC)推進委員会で温室効果ガス削減の取組みを推進・管理。
  • E2イニシアティブ®(Eco-innovation,Energy management)の取組み実施。
  • CDPへの回答
課題4 環境保護、生物多様性、及び自然生息地の回復 6.5.6
  • 生物多様性方針策定とそれに基づいた原料資材の調査、認証紙の調達、工場緑地の改善等を実施
中核主題5
公正な事業慣行
課題1 汚職防止 6.6.3
  • 企業倫理要綱、企業倫理教育、CSR調達、ホットライン、サプライヤーホットラインを整備して対応
  • 腐敗防止規定を策定して対応
  • 利益相反に関する規定を設け、対応 等
課題2 責任ある政治的関与 6.6.4
  • 企業倫理要綱「贈答・接待に関する行動規範」として明記。
  • ホットライン通報や内部監査等で監視
課題3 公正な競争 6.6.5
  • 企業倫理要綱、法令遵守体制、独禁法教育により確保。
課題4 バリューチェーンにおける社会的責任の推進 6.6.6
  • CSR調達実施。
課題5 財産権の尊重 6.6.7
  • 自社、他社の知的財産権について、企業倫理要綱で権利を尊重することを明示。
中核主題6
消費者課題
課題1 公正なマーケティング、事実に即した偏りのない情報、及び公正な契約慣行 6.7.3
  • 企業倫理要綱(顧客・取引先への責任)に明示。
課題2 消費者の安全衛生の保護 6.7.4
  • 企業倫理要綱に明示。
  • SDS(Safety Data Sheet、安全データシート)発行。
課題3 持続可能な消費 6.7.5
  • E2イニシアティブ®(Eco-innovation,Energy management)の取り組みを実施。その中でライフサイクルアセスメントも実施
課題4 消費者に対するサービス、支援、並びに苦情及び紛争の解決 6.7.6
  • 全ての顧客に営業担当者が配置され、その担当者が対応する営業スタイル。
  • Webに書き込み窓口を設置
課題5 消費者データ保護及びプライバシー 6.7.7
  • 情報セキュリティ方針、文書情報管理規程を整備済。
課題6 必要不可欠なサービスへのアクセス 6.7.8
  • 該当しない
課題7 教育及び意識向上 6.7.9
  • SDS(Safety Data Sheet、安全データシート)の提供
  • 取引先への技術サービス
中核主題7
コミュニティへの参画
及び
コミュニティの発展
課題1 コミュニティへの参画 6.8.3
  • 地域の皆様等への工場見学会開催、各種地域イベントへの参加、学校への理科出前授業開催他
課題2 教育及び文化 6.8.4
  • 学校への理科出前授業、学生の職場体験受入れ、大学での生産工学講義、教員研修、インターンシップ受入れ、各種地域イベント等開催、TABLE FOR TWOへの協力で児童の就学を後押ししている
課題3 雇用創出及び技能開発 6.8.5
  • 障がい者雇用促進、キャリア再開支援等
  • 工場立地地域での雇用
課題4 技術の開発及び技術へのアクセス 6.8.6
  • 四日市工場での一部天然ガスコジェネレーション自家発電による温室効果ガス排出削減
課題5 富及び所得の創出 6.8.7
  • 地域からの従業員を採用等
課題6 健康 6.8.8
  • 製品安全に関するレスポンシブル・ケア(RC)活動
課題7 社会的投資 6.8.9
  • イベント協賛、ボランティア活動、TABLE FOR TWO、国境なき医師団への寄付等