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CSRレポート2013

マテリアルフロー

事業活動による環境影響

JSRでは、エネルギー、水資源、化学物質の使用などのインプットデータ、および大気や水域への排出物、廃棄物等のアウトプットデータを把握、精査することにより環境負荷の低減に努めています。

インプット 工場および研究所 環境負荷

LCA・LCIへの取り組み

LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)とは、製品の原料調達から製造・販売・使用・廃棄に至るまでのライフサイクルにおける環境影響を定量的に評価する手法のことです。LCAを実施するには、製品を製造する際の投入資源、排出環境負荷などのインベントリーデータ(LCIデータ)を算出することが必要です。
代表的な合成ゴムのLCIデータ算出については、合成ゴム業界全体で取り組み、当社も参加しました。算出結果については、(社)産業環境管理協会LCAフォーラムのデータベースに登録しています。また、ファイン製品のLCIデータについては、生産工程の二酸化炭素発生量を把握しています。
LCAを研究開発段階から導入し、二酸化炭素排出量を考慮しながら製品設計を進めていくシステムの運用を開始し、約70製品群(代表グレード100種)のLCAを試算しました(2013年3月1日現在)。
今後も、新たに開発された製品群、グレードについてLCAの試算を進めていきます。

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